僥倖
①思いがけない幸運を得るさま
②法外な望みをかけるさま
漢辞海 第四版
ぎょうこう
①の意味で使われることが多いかな。
意味の割には、濁音が入ってるので「思いがけない」のに、狙ってる感がある。
大体、漢字の組み合わせって意味を想像できるものがあるんやけど、
「僥倖」は違うね。
夢ある素敵な意味やけど、響きがイマイチ。
だからか、頭に残る言葉になってる。存在感ある漢字やな。
この言葉、
以前、藤井聡太さんが、昇段した時に発したワードなんやけど、
その歳で、、、そんな言葉しってるんや、、、って尊敬したわ。
自分の努力だけでなく、幸運だったと言える藤井さんの人となりが垣間見れた言葉です。
僥倖は、人生に何度かあるかと思う。
漢字的に、小さな幸運より、
藤井聡太さんみたいに、大きな幸運が降りて来たときに使いたいね。
結局は、偶然じゃなくて、努力の賜物なんやろな。
本人は楽しんで頑張ってたことが、ハタから見ると
むっちゃ頑張ってたことに対しての「僥倖」なんやろな。
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