ほぼ毎日いらっしゃる。
毎朝(夕方にも)、道の角に立って、仕事に行く人達に
「おはようございます!今日もお仕事がんばって!」と声を掛けているお婆ちゃんが居ます。
夕方に会うときは、「今日もお仕事、お疲れ様でした」と。
70代くらいかな。
小柄で、可愛いニットの帽子を被っていて。
小さい割に大きな声で、行き交う人、一人一人に声掛けてます。
ほぼ毎日 いらっしゃるので、たいがいの人は「おはようございます」と応えてます。
あたしは、東京に来て何度か引っ越してますが、
こういうお婆ちゃんは、見かけませんでした。
東京には、居ないものをと思ってました。
むっちゃ良くないですか?
可愛いお婆ちゃんに1日の始まりに、元気よくあいさつしてもらうなんて。
とてもほんわか 良い気分になります。
そして、、、高校生の頃に似たようなことがありまして。
思い出すんよね。
貴志川線で。
あたしは和歌山県出身で、貴志川線沿いの高校に通っていて(たま駅長で有名になった電鉄ね)
朝の通学時間に居合わせるお爺ちゃんが居て、
学校の最寄り駅である、甘露寺駅で降りるとき
「皆さん、今日も元気で行ってらっしゃい!」と声を掛けてくれてました。
当時は、高校生だし、なんか恥ずかしくて何も言えず、無言というか無視して電車降りてましたが、
あのお爺ちゃんからしたら、孫みたいで嬉しかったんだろうな。
和歌山市内から当時、那賀郡だった貴志川高校に通ってる子は20人も居なかったと思うが、
ほぼ全員、言葉を返さず、無言で電車を降りてた。
「行ってきます」と言ってくれないのをわかってるのに、
毎日毎日、「行ってらっしゃい」って言ってくれてた。
ほんと、若かったとはいえ、頭を下げるくらいはできたやろうに。
って後悔してます。
人との関わりがむずかしい世の中で
昔と比べると、隣近所の付き合いもないし、どこまで踏み込んで良いのか、、
むずかしいところなんやけど、
あたしが年をもうちょっと重ねたとき、このお婆ちゃんのように、人との繋がりを保とうと思っていたいなぁ
むっちゃ勇気のいることやけど、いとも簡単にできてしまうんやろか。
なん年後かの楽しみに取っておこうと思う。
因みに、
後々知ったことなんやけど
高校生の時の挨拶お爺ちゃんは、あたしの祖母の友達だった。
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