こんなあたしでもできること

人となり

30代半ばだったはず。

付き合っている人もいない、なので結婚する予定もなしの30代の頃、

毎日充実した生活はしていたのやけど

このままだと、一人で生きていくのにいっぱいで、世間に恩返しできねぇ、、

とふと思い立ち、

少額の寄付なら定期的にできるな、とネットで調べました。どうせ貯金なんてしないやろうから と。

ワールド・ビジョン・ジャパン

寄付金って、もちろんキチンとした方法で使われていると思うんだけど、

自分が寄付したお金と結びつけるのってピンと来なくてね。

ワールドビジョンジャパンは

子供のスポンサーになって

その子の生活だけでなく、住んでいる地域が、いずれ自分たちの力で生活できるように支援する団体で

子供との手紙のやり取りはもちろん、

報告書もいただけるし、お金の使われ方がわかるので、スポンサーになりました。

思い立ってからあまり時間をかけずに決めちゃったけど、それでよかったと思ってます。

ラヒルくん

最初にスポンサーになった子は、スリランカの男の子でした。

当時、まだ小学校上がる前くらいで、

両親、兄 の4人家族の末っ子。

お兄ちゃんが大好きで、常に一緒に遊んでいたそうです。

絵がとても上手で、送ってきてくれた絵はいまも部屋に飾ってます。

当時、ラヒルは文字がまだ書けなかったので、お母さんが、ラヒルの日々の様子を知らせてくれていました。

ラヒルの住んでいる地域は内戦が続いていて、

恐らく、普通に生活することが難しかったと思います。

現に、

あたしがスポンサーになってから、

お兄ちゃんがテロで、お父さんが事故でなくなりました。

スポンサーになっても、肝心な時は無力です。

出来ることは、生きていてね と祈るだけでした。

リーちゃん

ラヒルの地域の支援が終わり、次は、ベトナムの女の子でした。

制服?らしい服を着て不思議そうな顔をした写真が送られて来ました。

送られてくる手紙は、文字がちゃんと並んでいて、勉強ができる環境であることは分かりました。

ちなみに

手紙は、ワールドビジョンジャパンのボランティアの方が英語に訳し、

英語から現地語に訳されて届けられるので、3ヶ月ほどかかります。

ここ数年は、コロナ禍のせいで、あまり手紙のやり取りがスムーズでなかったのが残念です。

先日、この地域の支援がもうすぐ終わるのとのことで、最後の手紙が送られて来ました。

感謝の言葉と、

将来の夢は

「歌手になって、つらい仕事を終えたみんなのために歌ってあげたいと思います」

と書かれていました。

「癒されたい」と、求める人が多い中で、

「人を癒したい」と思える彼女はほんとに素敵だと思いました。

テオくん

10月からは、ルワンダの男の子です。

ルワンダ?

今までは、アジアの子供達でしたが、今回はアフリカ。

またまた、内戦等の歴史が色濃く残る国です。

テオくん写真が送られて来ました。

坊主頭の可愛い子です。

どんな話が聞けるのか、今から楽しみです。

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